2025年05月22日(木)
「杉戸宿の心を、子どもたちへ」
杉戸白百合幼稚園があるこの杉戸町は、かつて日光街道の宿場町「杉戸宿」として栄えた、歴史ある地域です。旅人を迎え入れ、見送り、そしてまた迎える、、、そんな営みが、この町に根づいてきました。
私は、この「迎え入れる」文化に、幼稚園の在り方が重なるように感じています。毎朝、子どもたちを笑顔で迎える先生たち。そして、小さな背中に「いってらっしゃい」と心を込めて送り出す保護者の皆さま。幼稚園もまた、かつての宿場町のように、一人ひとりの「今」と「これから」を温かく受け止める場所でありたいと願っています。
杉戸宿のもつ温もりと誇りを、子どもたちの毎日にそっと織り込んでいくこと。それは、特別なことではなく、あいさつやふれあいの中にある、小さな積み重ねです。
こうした小さな積み重ねの先に、杉戸白百合幼稚園で育つ子どもたちが、やがて「幼稚園が大好き!」と言ってくれるような日々があると信じています。
そんな日々を、私たちはこれからも大切にしていきたいと思います。
今日もまた、この杉戸の地で、子どもたちの笑顔が咲いています。
