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「小学校 それは小さな社会」の映画を見て

すでに評判になっておりますので、ご存じだと思いますが「小学校~それは小さな社会~」というニューヨークタイムス運営の配信サイトの映画祭でドキュメンタリー賞を受賞した作品で、内容は世田谷の公立小学校の1年間を撮ったドキュメントです。教育大国と言われるフィンランドから「日本の小学生は素晴らしい、指導する先生も凄い」と絶賛の声があがり多くの国に広まって評判になっています。

挨拶、規律、自ら考える教育、上級生が下級生の面倒を見る共同活動で給食当番や掃除の仕方を学ぶ等、周りと助け合い人を思いやる大切さを人格形成に大きな影響力を持つ小学校教育で学ぶこと、それと共に先生方が自分のクラスだけでなく職員会議などで問題を共有しその解決にみんなで取り組むその勤勉さや真面目さも高い評価を得ています。

2月8日に春日部のシネマで見てきましたが、杉戸町の小学生は勿論、日本では当たり前の小学校での毎日が、海外から見ると素晴らしい教育だと絶賛されていることを、映画を通して小学生に伝えることで自信に繋げ自己肯定感を高める。これこそウェルビーイング教育ではないかと思いました。

又、先生方の子どもへの声掛けや苦悩等は共感する部分が多く、この指導が海外に高い評価を受けていることは仕事への誇りに繋がり先生方のウェルビーイングもなります。

小学生のお子さんがいらっしゃる方は是非一緒に見て、普通に学校でやっていることが海外で凄いと評判になっているんだって、なんだか嬉しいね・凄いねー!!等とお話が出来ると良いですね。自己肯定感を高める良い機会になって、もっともっと頑張ろうと思ってくれるのではないでしょうか。

幼稚園での幼児教育も、「最後まであきらめない強い心」「人を思いやる優しい心」を育む基礎教育で、私たちも高い評価を受けているのと同じだから、職員にも胸を張って誇りを持ってと話しました。

何でも外国の方が良い・・・と考える方もいますが自国の素晴らしさを知る良い機会となればいいですね。そのうえで、自国の教育の素晴らしさと海外の教育の素晴らしさの良いとこどりが出来れば最高だと思っています。